2022年3月8日
株式会社パワートレイン
株式会社パワートレインでは、当社従業員が業務で使用するメールアカウントにおいて、2022年3月10日以降のすべての送受信メールにおいて、パスワード付き圧縮ファイル(通称PPAP)の利用を廃止いたしますことをお知らせいたします。
今後、パスワード付き圧縮ファイルは当社において受信されません。
お客様および取引先企業、関係機関の皆さまにおいては、当社とのデータ授受の方法につきまして適宜担当者にご相談頂けますと幸いです。
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
ご存知の通り、パスワード付き圧縮ファイルはメール送受信時のマルウェアチェックが十分に機能しないという特性があります。
暗号化方式としてセキュリティを担保できるものでなく、さらに送受信時の生産性を悪化させているため、当社においては2019年から利用を停止しておりました。
昨今はEmotet(エモテット)をはじめとしたマルウェアへの感染が再拡大しており、当社の取引先においてもその感染が急速に拡大しています。
米国サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)もこれらのファイルをブロックする対策を提唱しています。(注1)
国内におきましても、2020年11月24日に当時の平井デジタル改革担当大臣が、内閣府、内閣官房における「自動暗号化ZIPファイルの廃止」を表明され、大手企業におけるPPAP廃止も相次いて報道されております。(注2)
こうした背景を踏まえ、当社のみならず取引先のお客様との情報セキュリティを一層強化するため、廃止を決定いたしました。
2022年3月10日13時以降、当社の従業員が使用するメールアカウントにおけるパスワード付き圧縮ファイルの利用を廃止いたします。以降、パスワード付き圧縮ファイルが添付されたメールを受信した場合、全ての添付ファイルが削除されます。
送信された方(送信元)には削除通知が送られません。当社の担当者(受信者)とファイル授受の方法について確認をお願いします。
弊社施策に対するご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。
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